アメリカの景観が美しい道路32選!【アイオワ州】【ネバダ州】 mohamoha171

ロードトリップ

「アメリカの景観が美しい道路32選!」の第21弾です。

この「ロードトリップ」のカテゴリーのページでは,オリジナル・ランキングで32選した「景観が美しい道路」と「ナショナル・シーニック・バイウェイ」「オール・アメリカン・ロード」を紹介します。

第21弾の今回は,アイオワ州とネバダ州の道路を紹介します。

「アメリカの景観が美しい道路32選!」とは,ネットの10のサイトと10のユーチューブの計20で紹介されていた道路のランキングを数え,再ランキングにしたものです。

ランキングを見たい場合は,↓ここ↓を見てください。

アメリカの景観が美しい道路32選!【ナショナル・シーニック・バイウェイ】【オール・アメリカン・ロード】【オリジナル・ランキング発表】mohamoha147

また,「ナショナル・シーニック・バイウェイ」「オール・アメリカン・ロード」は,アメリカの「シーニックバイウェイ法」で選ばれた道路のことです。

「景観性」「歴史性」「自然性」「文化性」「レクレーション性」「考古学性」の6項目のうち1項目に該当するものを「ナショナル・シーニックバイウェイ:National Scenic Byway」,2項目以上に該当するものを「オール・アメリカンロード:All American Road」と指定しています。

それでは,アイオワ州から紹介していきます。

アイオワ州のロードトリップ

アイオワ州には,オリジナルランキングにて選ばれた景観が美しい道路が,1つあります。

また,重なっていますが,指定されたオール・アメリカン・ロードが,1つあります。

指定されたナショナル・シーニック・バイウェイは,2つあります。

まずは,オリジナルランキングにて選ばれた,景観が美しい道路を紹介します。

ミシシッピ・グレート・リバー・ロード/ブルーズ・ハイウェイ:Mississippi Great River Road/The Blues Highway(アイオワ州,ルイジアナ州,テネシー州,ミシシッピ州,アーカンソー州,テネシー州,ミズーリ州,ウィスコンシン州,ミネソタ州,ケンタッキー州,イリノイ州)

Great River Road Heading back into Iowa. photo by firskey | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「ミシシッピ・グレートリバー・ロード:Mississippi Great River Road」は,ミシシッピ川に沿って走る壮大なドライブルートで,カナダとの国境に近いミネソタ州からメキシコ湾に至るルイジアナ州まで,全長約4,800キロにわたります。

このルートは,10州にまたがり,アメリカの自然の美しさ,文化,歴史を楽しむことができる観光道路として人気があります。

それぞれの州が独自の魅力を持っていて,変化に富んだ景観や自然公園,歴史的な町,遺跡などの見どころがあります。

オリジナル・ランキングでは,第25位にランキングされています。

「ブルース・ハイウェイ:The Blues Highway」とも呼ばれていて,「国道61号線:U.S. Route 61」のことで,アメリカ南部を代表する音楽ジャンル「ブルース」に深く関連した歴史的な道路になります。

ミネソタ州からルイジアナ州ニューオーリンズまで南北に延びており,ミシシッピ・グレートリバー・ロードと重なります。

「ブルース・ハイウェイ」と言えば,特に,ミシシッピ州とルイジアナ州を通る区間を指します。

この区間は,ブルース音楽が誕生し,発展した地域だからです。

本来なら,主な見どころなどを紹介するのですが,この後紹介する「オール・アメリカン・ロード」で紹介するところとかぶっているため,ここでは紹介しないでおきます。

次に,オール・アメリカン・ロードを紹介します。

グレート・リバー・ロード:Great River Road(アイオワ州)

Great River Road National Scenic Byway photo by John Johnson | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

アイオワ州の「グレート・リバー・ロード:Great River Road」は,ミシシッピ川に沿って州の東端を縦断する壮大なオール・アメリカン・ロードです。

自然,歴史,文化の魅力が満載です。

アイオワ州内の見どころを北から南へ順に紹介します。

北部(ミネソタ州境〜ダビューク周辺)

「レイノンズ・フラット」

Lansing周辺にあります。

美しいミシシッピ川の眺めと釣り,カヤックが楽しめます。

近くのイエローレバー州立森林ではハイキングが人気です。

「パイクス・ピーク州立公園」

McGregorにあります。

アイオワ州でもトップクラスの景観です。

川を一望できる展望台や滝のあるトレイルが魅力です。

隣接するエフィジー・マウンズ国定記念物では,ネイティブアメリカンの神聖な墳丘群を見ることができます。

「グートンベルグ:Guttenberg」

歴史あるドイツ移民の町です。

美しい堤防沿いの遊歩道やロック&ダム第10号が見どころです。

川沿いの公園でピクニックもおすすめです。

「ダビューク:Dubuque」

アイオワ州最古の都市の一つで,文化・歴史スポットが豊富です。

「ナショナル・ミシシッピ川博物館&水族館」

ファンキュール・プラザ(Fenelon Place Elevator)は,世界一短い鉄道から絶景を眺望できるところです。

川沿いのアートやマーケットも充実しています。

中部(ベルビュー〜クインシー周辺)

「ベルビュー州立公園」

Bellevueにあります。

美しい川の景色と鹿の放牧地が特徴です。

展望台やビジターセンターが整備されています。

「クレントン:Clinton」

歴史的な川の町で,古い建築物や小さな美術館があります。

春から秋に開催されるイベントやマーケットも魅力です。

南部(マスカティン〜キオカック周辺)

「マスカティン:Muscatine」

マーク・トウェインが「最も美しい夕日」と絶賛した街です。

リバーフロントパークやミシシッピ川博物館もおすすめです。

「バーモント州立公園:Wildcat Den State Park」

州内でも独特の地形と石灰岩の渓谷が見どころです。

風車跡やミル跡もあります。

「キオカック:Keokuk」

州最南端の町で,ロック&ダム第19号や歴史的な戦争記念碑が見られます。

近くのスルービンビスタ(Thresher’s Vista)からの眺めも格別です。

続いて,ナショナル・シーニック・バイウェイを紹介します。

ロウズヒルズ・ナショナル・シーニック・バイウェイ:Loess Hills National Scenic Byway(アイオワ州)

A Loess Hills ridge-top trail This winding ridge-top trail offers panoramic views of the Loess Hills landform, plus up-close contact with the diverse and unique flora and fauna of this semi-arid region. photo by Mike Goad | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「ロウズヒルズ・ナショナル・シーニック・バイウェイ:Loess Hills National Scenic Byway」は,アイオワ州西部を南北に走る絶景ドライブルートで,ナショナル・シーニック・バイウェイに指定されています。

自然愛好家やドライブ旅行者にとっては,隠れた宝石のようなスポットです。

ミズーリ川東岸に沿って延び,氷河期の風によって堆積した「ロウズ(黄土)土壌」による,他では見られない地形が広がります。

アイオワ州北部の「スーシティ」にある「Stone State Park」南部のネブラスカ州境にある「Fremont County」までの全長約320kmです。

世界でも極めて珍しい「ロウズ丘陵:Loess Hills」地形が広がっています。

見どころを北から南に紹介します。

「Stone State Park」

「スーシティ」近郊にあり,トレイルや展望台が充実した自然公園です。

ロウズヒルズの北の玄関口です。

「Preparation Canyon State Park」

人里離れた静かなエリアです。

ハイキングやキャンプに最適です。

森と草原のバランスが美しいです。

「Loess Hills Scenic Overlook」

「Moorhead」近郊にあり,バイウェイ随一の絶景ポイントです。

朝夕の光で変化する丘陵が美しいです。

写真撮影やピクニックにぴったりです。

「Pisgah」と「Loess Hills State Forest」

ハイキング,野鳥観察,植物観察に人気があります。

自然派の方向けに,バックカントリートレイルもあります。

「Council Bluffs」周辺

アート&カルチャーの拠点です。

「Loess Hills Interpretive Center」は,体験型ビジターセンターです。

「Waubonsie State Park」

「Fremont County」にあり,南端の名所になります。

トレイルやキャンプ場が整備され,特に秋の紅葉が壮観です。

テラス状の展望地からは,ミズーリ川とネブラスカ州を一望できます。

リンカーン・ハイウェイ・ヘリテージ・バイウェイ:Lincoln Highway Heritage Byway(アイオワ州)

The Pink Flamingo, Marshalltown, IA Paint looks amazingly good but the place looks deserted. photo by Carl Wycoff | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「リンカーン・ハイウェイ・ヘリテージ・バイウェイ:Lincoln Highway Heritage Byway」は,アメリカ初の横断道路「リンカーン・ハイウェイ」の一部です。

「リンカーン・ハイウェイ」は,イリノイ州のシカゴからカリフォルニア州のサンフランシスコまでを結ぶ全長約5,000キロの道路で,1913年に開通しました。

当時はアメリカで最初の本格的な東西を繋ぐ道路であり,自動車の発展と共にアメリカの成長を象徴する存在となりました。

このハイウェイ沿いには,歴史的な町や観光スポット,古いガソリンスタンド,ダイナーなどが点在し,1920年代から1930年代のアメリカの道路文化を体験できる場所が多くあります。

「リンカーン・ハイウェイ・ヘリテージ・バイウェイ:Lincoln Highway Heritage Byway」は,アイオワ州の東西を横断する「リンカーン・ハイウェイ」です。

全長約760kmにわたり,ミズーリ川沿いの「クリントン:Clinton」からネブラスカ州境の「カウンシルブラフス:Council Bluffs」まで走っています。

主な立ち寄りスポットを,東から西に紹介します。

「クリントン:Clinton」

アイオワ州の東端で,ミシシッピ川沿いの町です。

歴史的なダウンタウンやリバーフロントの公園が魅力です。

「デウィット:DeWitt」

バイウェイインフォセンターがあり,ルートの情報収集に便利です。

美しい壁画や歴史建築が点在しています。

「マーシャルタウン:Marshalltown」

アイオワ州中部の文化都市です。

美術館,ビクトリア朝様式の住宅,歴史的商店街が人気です。

「アメス:Ames」

アイオワ州立大学のキャンパスタウンです。

美しい自然環境とアートシーンが共存しているところです。

「コロ:Colo」

有名な「ニランズ・ステーション:Niland’s Café and Colo Motel」があり,1930年代のルート文化が残る場所です。

オールドハイウェイファンには必見です。

「ジェファーソン:Jefferson」

高さ約50mの「モールタワー:Mahanay Bell Tower」に登ると,町と周辺の景色を一望できます。

「カウンシルブラフス:Council Bluffs」

ネブラスカ州オマハと接する州西端の都市です。

バイウェイの終点であり,ミズーリ川を見渡せる歴史的な要所です。

これで,アイオワ州のロードトリップの紹介を終わります。

次に,ネバダ州のロードトリップの紹介をします。

ネバダ州のロードトリップ

ネバダ州には,オリジナルランキングにて選ばれた景観が美しい道路が,2つあります。

また,重なっていますが,指定されたオール・アメリカン・ロードが,1つあります。

指定されたナショナル・シーニック・バイウェイは,3つあります。

まずは,オリジナルランキングにて選ばれた,景観が美しい道路を紹介します。

アメリカ南西部:American Southwest(ネバダ州,ユタ州,アリゾナ州)

Valley of Fire State Park photo by Travis Estell | Flickr(Noncommercial use allowed)
from earthtrekker.com

ここで紹介している「ロードトリップ」と称しているのは,主に「国道〇号線」とか「州道〇号線」という道路自体を指していますが,今回,紹介する「アメリカ南西部」は,旅のルートとしてのロードトリップを意味しています。

なので,地図では9つの観光地が載っていますが,決まっているわけではなく,個人の主観,あるいは旅行会社によって観光地が追加されます。

それでも,「アメリカ南西部:American Southwest」という言葉でネットに紹介されている数は,第8位でした。

「アメリカ南西部:American Southwest」は,アメリカ南西部を巡るロードトリップで,壮大な自然,ユニークな文化,歴史的な名所を楽しめます。

この地域は広大な砂漠,大峡谷,赤い岩,先住民の文化,そして歴史的な町が点在しており,訪れる人々を魅了します。

「アメリカ南西部:American Southwest」のネバダ州の観光地を紹介します。

ネバダ州は,砂漠の絶景,エンターテインメント,アウトドアアドベンチャー,歴史的スポットが融合する非常にユニークな観光地です。

おすすめ観光地を紹介します。

「ラスベガス:Las Vegas」

ネバダ州最大の都市であり,「世界のエンターテインメントの中心」として知られています。

「ラスベガス・ストリップ:Las Vegas Strip」

豪華ホテルやカジノ,ショー,テーマホテル(ベラージオ、パリス、ルクソールなど)で有名です。

「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」

ダウンタウンの歴史地区で,LEDドームによる光と音のショーが魅力です。

世界的ショーのCirque du Soleilやブルーマン・グループ,マジックショーなどがあります。

高級レストランやショッピングモールで,グルメやラグジュアリーも楽しめます。

「レッドロックキャニオン国立保護区:Red Rock Canyon National Conservation Area」

ラスベガスから車で約30分のところにあります。

美しい赤い岩の渓谷,ハイキングやロッククライミングに最適です。

サマーリン周辺のドライブコースや展望台も人気です。

「レイク・ミード国立保養地:Lake Mead National Recreation Area」と「フーバーダム:Hoover Dam」

巨大なダムと貯水湖です。

ネバダとアリゾナの州境に位置しています。

ガイドツアーでは,ダム内部を見学可能です。

ボート,釣り,水上バイク,キャンプなどアウトドアアクティビティも充実しています。

「ヴァレー・オブ・ファイア州立公園:Valley of Fire State Park」

ネバダ州最古の州立公園で,まさに「火の谷」の名にふさわしい赤い砂岩の奇岩群が並びます。

映画のロケ地(スター・トレック,トランスフォーマーなど)としても有名です。

ハイキングルートや古代ペトログリフ(岩絵)も楽しめます。

「グレート・ベースン国立公園:Great Basin National Park」

ネバダ東部に位置し,標高差が大きく,洞窟,氷河,森林,高山が広がる多様な自然環境があります。

「リーマン洞窟:Lehman Caves」や標高3,982mの「ウィーラー・ピーク:Wheeler Peak」が人気です。

夏の星空観察スポットとしても有名です。

ロンリエスト・ロード(国道50号線):The Loneliest Road(Highway 50)(ネバダ州)

The Loneliest Road photo by Jay Peeples | Flickr(Noncommercial use allowed)

「ロンリエスト・ロード(国道50号線):The Loneliest Road(Highway 50)」は,「Highway 50(U.S. Route 50)」のネバダ州の区間を指します。

アメリカの中でも特に印象的で冒険心をかきたてるドライブコースの一つです。

オリジナル・ランキングでは,第16位にランキングされています。

国道50号線は,アメリカを横断している国道で,カリフォルニア州からメリーランド州まで続いています。

ネバダ州内を走る区間は「Loneliest Road」と呼ばれ,その名にふさわしい荒涼とした風景が広がり,アメリカの原風景,静寂,そして歴史的な小さな町に出会える特別な体験ができます。

「Loneliest Road」と呼ばれる区間は,東は「ウエスト・ウェンドオーバー」,西は「ファロン」を走る約640kmです。

特徴と魅力の一つ目は,とにかく人が少ないことです。

ネバダ州の中部を通るこの道は,長い区間で町も信号もほとんどなく,広大な砂漠,盆地,山脈を横断します。

「本当に孤独」ですが,それが最大の魅力です。

夜は,満天の星空が広がります。

特徴と魅力の二つ目は,ヒストリック・トレイルだということです。

古くはポニー・エクスプレス(19世紀の郵便ルート)や移民ルートの一部でもあります。

各地に歴史的な案内板や建物,廃坑町の名残があります。

主な立ち寄りスポットを,東から西に紹介します。

「イーリー:Ely」

鉱山の町です。

「Nevada Northern Railway Museum」では,蒸気機関車に乗れます。

街中にウォールアートや歴史的建造物が点在しています。

「グレート・ベースン国立公園:Great Basin National Park」

リーマン洞窟やウィーラー・ピークで自然を満喫できます。

観光客が少なく,全米屈指の星空スポットとして知られています。

「ユーレカ:Eureka」

ネバダで最も保存状態の良い歴史的な町です。

歴史あるオペラハウス,新聞社,博物館などが残っています。

「オースティン:Austin」

山間の小さな町で,かつては銀鉱で栄えました。

ゴーストタウンの雰囲気が漂います。

スモーク・クリーク,聖アウグスティン教会跡が見どころです。

「ファロン:Fallon」

文明への帰還地点です。

この先にようやくスーパーや信号があります。

スチルウォーター野生動物保護区や農産物市場があります。

次に,オール・アメリカン・ロードを紹介します。

ラスベガス・ストリップ:Las Vegas Strip(ネバダ州)

The Strip, Las Vegas photo by Andrew Milligan  | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration
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「ラスベガス・ストリップ:Las Vegas Strip」は,世界でも有数のエンターテインメント地区であり,ネバダ州ラスベガスの中心的観光地です。

全長約6.8kmのエリアで,オール・アメリカン・ロードに指定されています。

カジノ,豪華ホテル,レストラン,ショー,ショッピング,アート,ナイトライフが凝縮された,昼も夜も絶え間なく賑わっています。

「ラスベガス・ブルバード・サウス:Las Vegas Blvd. S.」沿い,南端は「マンダレイ・ベイ」から北端は「ストラトスフィア・タワー」あたりまでです。

通称「ストリップ」と呼ばれ,実際のラスベガス市ではなく,「パラダイス」「ウィンチェスター」といった未編入地域に位置します。

主な見どころを紹介します。

「カジノ・ホテル」

「ベラージオ:Bellagio」有名な噴水ショーや美術館,豪華なボタニカルガーデンがあります。

「シーザーズ・パレス:Caesars Palace」古代ローマをテーマにした壮大な装飾と高級ショッピングで有名です。

「パリス・ラスベガス:Paris Las Vegas」エッフェル塔のレプリカとフレンチレストランがあります。

「ルクソール:Luxor」ピラミッド型の建物とスフィンクスが目印のエジプト風ホテルです。

「ベネチアン:The Venetian」:ゴンドラ体験ができる運河とイタリアの街並みが再現されています。

「MGMグランド」 巨大なライオン像があり,コンサートやイベントが多数開催されます。

「ウィン / アンコール:Wynn / Encore」高級志向のホテル&カジノで,ゴルフ場も併設されています。

「ラスベガス名物ショー」

「シルク・ドゥ・ソレイユ」O(ベラージオ),KA(MGM),Mystère(トレジャーアイランド)などがあります。

「有名アーティストの常設ライブ」アデル,レディー・ガガ,ブルーノ・マーズなどが定期公演しています。

「マジックショー」デヴィッド・カッパーフィールド,ペン&テラーなどが公演しています。

「ショッピング」

フォーラムショップス@シーザーズパレス

グランド・カナル・ショップス@ベネチアン

ファッション・ショー・モール

「グルメ」

有名シェフによるレストランは,「ゴードン・ラムゼイ」「ノブ」「ジョエル・ロブション」などがあります。

ビュッフェ文化も健在で,「Wicked Spoon」「Bacchanal Buffet」などがあります。

「夜景・フォトスポット」

「ベラージオ噴水ショー」が,毎晩15〜30分おきに実施しています。

「エッフェル塔展望台」

「ハイローラー観覧車」(LINQ内)は,世界最大級の観覧車です。

「ストラトスフィア・タワー:The STRAT」は,スカイジャンプや絶叫アトラクションがあります。

次に,ナショナル・シーニック・バイウェイを紹介します。

ラスベガス・ブルバード・ナショナル・シーニック・バイウェイ:City of Las Vegas, Las Vegas Boulevard National Scenic Byway(ネバダ州)

Welcome to fabulous Las Vegas sign photo by Gregory Moine | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「ラスベガス・ブルバード・ナショナル・シーニック・バイウェイ:City of Las Vegas, Las Vegas Boulevard National Scenic Byway」は,世界的に有名なラスベガス・ストリップの一部を含む,きわめてユニークな都市型の景観道路です。

「サハラ・アベニュー:Sahara Ave」から「トロピカーナ・アベニュー:Tropicana Ave」までの区間の約6.8 kmあり,ナショナル・シーニック・バイウェイに指定されています。

ラスベガス・ブルバード・ナショナル・シーニック・バイウェイが,ナショナル・シーニック・バイウェイに選ばれたわけは,「現代文化」「デザイン」「都市エンターテインメント」の景観的価値が評価されたからです。

極めて稀な例であり,人工物による景観が国家的に保護される価値を持つと認められた数少ない都市景観道です。

この景観道路の最大の特徴は,自然ではなく「都市とエンターテインメントの景観」が評価されている点です。

巨大ホテルやカジノが立ち並ぶ唯一無二の都市景観

ネオンライト,噴水ショー,建築物が観光資源

昼と夜でまったく異なる表情を見せる通り

沿道の主な観光名所を,北から南に紹介します。

ラスベガス・ストリップとかぶるところもあります。

「ストラトスフィア・タワー:The STRAT」高さ約350mの展望タワーで,絶叫アトラクションがあります。

「サーカス・サーカス」家族向けカジノで,屋内遊園地があります。

「ファッション・ショー・モール」巨大ショッピングモールです。

「ウィン / アンコール」高級ホテルとカジノです。

「ベネチアン / パラッツォ」ゴンドラ運河とイタリア建築で有名です。

「シーザーズ・パレス」ローマ建築風で,豪華なショッピング施設があります。

「ベラージオ」世界的に有名な噴水ショーがあります。

「パリス・ラスベガス」エッフェル塔のレプリカがあります。

「MGMグランド / NYNY / ルクソール / マンダレイ・ベイ」テーマパーク的ホテル群です。

「夜のストリップ歩き」は,ネオン,イルミネーション,音楽,屋外ショーなどが目白押しです。

車でゆっくり走るだけでも圧巻の都市美を誇ります。

夜のドライブではまるで映画のような非日常感が味わえます。

ラスベガスの「ウェルカムサイン:Welcome to Fabulous Las Vegas」は,ストリップ南端の有名スポットです。

車での移動では,特に夜間や週末は渋滞します。

徒歩移動も検討をしましょう。

モノレールやDeuceバスを活用すると便利です。

タホ湖-イーストショア・ドライブ:Lake Tahoe – Eastshore Drive(ネバダ州)

Lake Tahoe photo by Chris Yunker | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「タホ湖-イーストショア・ドライブ:Lake Tahoe – Eastshore Drive」は,ネバダ州側のタホ湖の東岸を走る絶景ルートです。

ナショナル・シーニック・バイウェイにも指定されている美しいドライブコースです。

クリスタルブルーの湖とシエラネバダ山脈の壮大なコントラストを楽しめる,まさに「絶景の宝庫」です。

「スプーン岬:Spooner Summit」から「ステートライン:Stateline」までの約45kmです。

透明度世界トップクラスの「タホ湖」を沿って走ります。

タホ湖は北米で2番目に深い湖(最大500m)で,青のグラデーションが絶景です。

道路から直接湖が見えるスポットも多く,ドライブしながら絶景が楽しめるのが最大の魅力です。

トレイル,ハイキング,ビーチ,パドルボード,カヤックなどアウトドア天国です。

冬はすぐ近くのヘブンリー・スキーリゾートやダイヤモンドピークでスキーも可能です。

高低差のあるワインディングロードで走る楽しさも十分あります。

見どころスポットを,南から北へ紹介します。

「スプーン岬:Spooner Summit」起点となるところで,林に囲まれた小さなハイキングエリアがあります。

「サンドハーバー州立公園:Sand Harbor State Park」は,湖畔の白砂ビーチで,透明な水が自慢です。

絶景フォトスポットがあり,SUPやカヤックのレンタルもしています。

「イーストショア・トレイル:East Shore Trail」は,サンドハーバーから北へ続く湖沿いの歩道です。

「インクラインビレッジ:Incline Village」は高級住宅地です。

カフェやレストランがあり,落ち着いたリゾートタウンです。

「キングスビーチ:Kings Beach」は,北端近くにあるビーチエリアです。

ピラミッド・レイク・シーニック・バイウェイ:Pyramid Lake Scenic Byway(ネバダ州)

State Route 447 Between Pyramid Lake and Gerlach, Nevada photo by Ken Lund | Flickr(Noncommercial use allowed)
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「ピラミッド・レイク・シーニック・バイウェイ:Pyramid Lake Scenic Byway」は,ネバダ州北西部に位置する「ピラミッド湖:Pyramid Lake」へと向かう風光明媚なドライブルートです。

アメリカのナショナル・シーニック・バイウェイに指定されています。

ネバダ州の乾いた大地に現れる青く神秘的な湖と,その周辺に広がる広大な砂漠風景の対比が魅力です。

ネバダ州西部の「スパークス:Sparks」からネイティブアメリカンのパイユート族居住地域までの約48kmです。

グレートベースン内最大の自然湖で,塩水湖でもあるピラミッド湖は,それ自体が絶景です。

神秘的な青色と湖上に浮かぶ岩「ピラミッド・ロック」が象徴的です。

ネイティブ・アメリカンの神聖な湖でもあり,文化的,精神的な価値も高いです。

乾いた大地と湖の対比が独特な風景を生んでおり,ベアマウンテンの岩山や砂丘にはダイナミックな道が続きます。

映画のような「ザ・ネバダ」な景色を満喫できます。

釣り(特にラホンタン・カットスロート・トラウトが有名)やカヤック,キャンプ,写真撮影,野生動物観察などもできます。

主な見どころを紹介します。

「ピラミッド・ロック」は,湖に浮かぶピラミッド型の岩です。

名前の由来にもなっています。

ネイティブ・アメリカンの「パイユート族地域:Pyramid Lake Paiute Tribe」では,地元の文化や歴史にふれられます。

許可が必要な場所もあるので,注意が必要です。

「ニクソン:Nixon」は小さな町で,ビジターセンターがあります。

「フォールンロック:The Needles & Stone Mother」は,神話と伝説に彩られた岩々です。

神聖な場所として扱われています。

一般的に整備された道ですが,湖周辺は未舗装の道も多いため4WDの車を推奨しています。

これで,ネバダ州のロードトリップの紹介を終わります。

今回はここまでです。

次回は,アーカンソー州とミシシッピ州のロードトリップを紹介します。

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