【セカンドライフ】我が家の新NISA(ニーサ)紹介 mohamoha125

セカンドライフ

前回に引き続き,今回もアメリカ旅行とは全く関係のない話になります。

【セカンドライフ】の3回目です。

内容は,「新 NISA:小額投資非課税制度」です。

「NISA」は「Nippon Individual Savings Account」の略称で,イギリスの「個人貯蓄口座:Individual Savings Account(ISA)」をモデルにしています。

簡単に言えば,株式や投資信託などを対象にした投資に対する非課税制度のことです。

2014年に一般NISAが始まり,2016年からジュニアNISA,2018年から積み立てNISAも始まりました。

それらのNISAが2024年から新しくなります。

これまでiDeCoは始めている我が家ですが,NISAはやっていませんでした。

それは,NISAのある条件がいやだったからです。

それが新NISAでは解消されるために,我が家も始めることにしました。

新NISAの解説とメリット

NISAは,再度言いますが,株式や投資信託などを対象にした投資に対する非課税制度です。

通常のNISAを利用しない課税口座の場合では,利益が発生すれば,20.315%の税金が引かれます。

それが,NISA口座の場合,全くないのです。

これがNISAをやる一番のメリットです。

しかし,利益が発生すればの話です。

利益が発生しなければこの恩恵を受けることはできません。

iDeCoと何が違うのと思った方もいると思いますが,iDeCoのメリットの一つである「掛け金全てが所得控除の対象になる」がNISAにはありません。

そして,iDeCoのデメリットである,受け取る時の課税が全くありません。

また,いつ受け取っても良いというところも,iDeCoと違います。

こんなに良い条件がそろっているのに,これまでなぜ始めなかったか。

それは,一般NISAの非課税保有期間が5年間という制限があったからです。

2018年から始まったつみたてNISAについても20年間という制限がありました。

5年間だけ非課税ということは,5年のうちに確定しないといけないということです。

もし,利益が出ていなかった場合,また,大きくマイナスになった場合に,回復に5年以上かかってしまうと課税されてしまうということです。

NISAは大きくマイナスになる可能性もあり得ることが,始めることに二の足を踏んでいました。

それが新NISAでは,無期限に非課税になりました。

そこで,これは始めた方が良いと思ったわけです。

新NISAは2024年の1月からスタートします。

新NISAの主なことの説明を簡単にします。

・つみたて投資枠と成長投資枠があります。

・両方の枠ともに,非課税保有期間は無制限です。

・年間の投資限度額は,つみたて投資枠が120万円,成長投資枠が240万円です。

・トータルの非課税保有限度額は,両枠で1800万円です。

・成長投資枠だけの非課税保有限度額は,1200万円です。

・1800万円限度額いっぱい投資した後に,換金した場合は,その額が翌年に再投資できます。

・つみたて投資枠でも,つみたて対象商品以外の商品を積み立て購入可能です。

・成長投資枠では,つみたてNISA対象商品を購入できないことが多いです。

・NISA口座で損失が発生しても,課税口座(特定口座や一般口座)との「損益通算」ができません。

・投資によって生じた損失を最大3年間繰り越せる仕組みの「繰越控除」ができません。

新NISAへの準備

新NISAのことを知ってから,始めるかどうか,始めるとしたらどのようにするかの戦略を考えました。

iDeCoを始めた理由は明確で,60歳で退職し,長期のアメリカ旅行を計画している私ですから,60歳(実際は61歳)からの収入の一部として考えたからです。

NISAを始める理由は,特に何のためにというわけでもなく,単純に,セカンドライフのためにお金を増やしたいからというだけです。

だから,iDeCoの場合は,現在の毎月の収入からお金を回して投資するのに対して,NISAのためのお金は,余剰金でやることに決めました。

余剰金とは,生活費はもちろん,急な必要となる大きなお金以外の,当分は使わないお金です。

そこで,昨年の秋に,これまで貯蓄していた豪ドルを日本円に換金しました。

だいたい80円の時(2010年)で豪ドルにして,それを年利約4%の保険に入れ,その後,平均約1~2%ぐらいの定期預金に入れていたものです。

為替94円ぐらい(実際の換金額は93円)の時に換金しました。

それらをそのまま,私と妻2人のNISA専用口座に入れ,これから数年分の購入資金とします。

NISA口座は,大和証券で開きました。

換金した豪ドルや旅行の資金である米ドルは,全て大和証券(大和ネクスト銀行)にしているので,そのまま,大和証券にしました。

戦略としては,全て「つみたて投資枠」に月10万円,年間120万円を積み立てます。

私と妻の2口座なので,トータルで月20万円,年間240万円になります。

そして,積み立て投資枠には,iDeCoと違い,株と反対の動きをする不動産投資である「リート:REIT」がありません。(成長投資枠では購入できます。)

それに近いものを購入するならば,バランス型(8資産均等型)になります。

自ずと,iDeCoよりは,攻めた買い方をすることになります。

暴落も,もちろん,考えられます。

暴落したときのために,成長投資枠は空けておき,暴落後に,積立額よりももっと大きな額で買い増しできるようにしておきます。

我が家の運用商品

9月から,これまでの「つみたてNISA」を始め,12月に新NISAへの切り替えをしました。

なので,9月,10月,11月,12月と4か月の積み立てをしています。

これまでの「つみたてNISA」のため,購入額は月33,333円です。

購入商品は,私と妻で異なるものにしました。

私の口座は「I Free 日経225インデックス」にしました。

妻の口座は「つみたて8資産均等バランス」にしました。

4回の積み立て投資をして,12月の終わりに新NISAでの投資に切り替えました。

購入額は月10万円が限度です。

一つの商品に全額とも思いましたが,一応,分散のつもりで,3つの商品に分けました。

その新NISAの購入商品です。

私の口座

一つ目50,000円
「I Free 日経225インデックス」
買付手数料:無し,運用管理費用:年率0.154%

半分をそのまま日本株式インデックスにしました。

二つ目40,000円
「たわらノーロード先進国株式」
買付手数料:無し,運用管理費用:年率0.09889%

4割を先進国株のインデックスにしました。

三つ目10,000円
「ダイワ・インド株ファンド(パワフル・インド)」
買付手数料:3.3%,運用管理費用:年率1.848%

1割をインド株にしました。

これは,つみたて投資枠ではなく,成長投資枠での積み立てになります。

妻の口座

一つ目40,000円
「つみたて8資産均等バランス」
買付手数料:無し,運用管理費用:年率0.242%

4割をそのままバランス型にしました。

二つ目30,000円
「iFree JPX日経400インデックス」
買付手数料:無し,運用管理費用:年率0.2145%

3割を日本株インデックスにしました。

三つ目30,000円
「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」
買付手数料:無し,運用管理費用:年率0.495%

残り3割を外国株のちょっと攻めのインデックスにしました。

私の口座も妻の口座もかなり個性的な運用になったのではないかと思っています。

ネットでは,「アメリカS&P500」や「オールカントリー」のどちらかの2択だという主張が目立ちます。

私と妻の口座で,ちょっと違ったものを購入したいという気持ちと「S&P500」や「オールカントリー」はストレートすぎるなという気持ちがありました。

始まってから「アメリカS&P500」や「オールカントリー」が圧倒的に調子良さげならば,変えるかもしれません。

そんなに変わらなければ,このままで運用していきたいと思います。

我が家の現在の状況

まだ,1回目の積み立てができたかどうかの全然早い段階ですが,新しくないNISAの方で,4か月(4回)積み立てています。

たった4か月ですが,現在の状況です。

私の口座

I Free 日経225インデックス

投資額133,332円に対して,評価金額136,400円,評価損益率+2.3%です。

妻の口座

つみたて8資産均等バランス

投資額133,332円に対して,評価金額136,519円,評価損益率+2.39%です。

ちなみに,これらは旧NISAになるため,5年を超えると非課税になってしまうため,5年以内に確定しなければならないものです。

忘れずに確定したいと思います。

新NISAでは,購入商品もそれぞれ2つ増やし,さらには,月々の金額も33,333円から100,000円に増やしました。

これからどのような展開を見せてくれるか楽しみです。

今後の予定

「準備」のところでも触れましたが,「つみたて投資枠」に月10万円,年間120万円を積み立てします。

私と妻の2口座なので,トータルで月20万円,年間240万円になります。

基本的に,日本株と外国株を1:1で購入しています。

このまま,年に数%で良いので,順調に伸びてくれたらそれに越したことはありません。

現金が必要になったら,取り崩して受け取りをすればよいのです。

問題は,暴落した場合の対処です。

日本株のみ暴落,外国株のみ暴落,日本株も外国株も暴落の3パターンが考えられます。

アメリカ株と日本株はかなり連動しているため,暴落する場合は両方の可能性が高いと思います。

その場合は,暴落した商品を成長投資枠で,大量に購入します。

成長投資枠で購入できない商品の場合(つみたて枠専用商品の場合)は,暴落した商品に近い商品を購入します。

そして,回復を待ち,あわよくば,かなりの利益も出たところで確定し,そのお金でセカンドライフを楽しみたいなと思います。

さて,これから,どのような展開になりますか。

また,1年後の12月末に,iDeCoとNISAの状況をこのブログで報告したいなと思います。

今回はこれで終わります。

さて,次回ですが,アイキャッチに使用した画像紹介です。

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