アメリカの景観が美しい道路32選!【ニューヨーク州】【ペンシルベニア州】 mohamoha151

ロードトリップ

「アメリカの景観が美しい道路32選!」の第3弾です。

この「ロードトリップ」のカテゴリーのページでは,オリジナル・ランキングで32選した「景観が美しい道路」と「ナショナル・シーニック・バイウェイ」「オール・アメリカン・ロード」を紹介します。

第3弾では,テキサス州とフロリダ州の景観の美しい道路を紹介しました。

第4弾の今回は,ニューヨーク州とペンシルベニア州の道路を紹介します。

「アメリカの景観が美しい道路32選!」とは,ネットの10のサイトと10のユーチューブの計20で紹介されていた道路を数え,ランキングにしたものです。

ランキングを見たい場合は,↓ここ↓を見てください。

アメリカの景観が美しい道路32選!【ナショナル・シーニック・バイウェイ】【オール・アメリカン・ロード】【オリジナル・ランキング発表】mohamoha147

また,「ナショナル・シーニック・バイウェイ」「オール・アメリカン・ロード」は,アメリカの「シーニックバイウェイ法」で選ばれた道路のことです。

「景観性」「歴史性」「自然性」「文化性」「レクレーション性」「考古学性」の6項目のうち1項目に該当するものを「ナショナル・シーニックバイウェイ:National Scenic Byway」,2項目以上に該当するものを「オール・アメリカンロード:All American Road」と指定しています。

それでは,ニューヨーク州から紹介していきます。

ニューヨーク州のロードトリップ

ニューヨーク州には,オリジナルランキングにて選ばれた景観が美しい道路が,1つあります。

また,指定されたオール・アメリカン・ロードが,1つあります。

指定されたナショナル・シーニック・バイウェイは,3つあります。

まずは,オリジナルランキングにて選ばれた,景観が美しい道路を紹介します。

セブン・レイクス・ドライブ:Seven Lakes Drive(ニューヨーク州)

Seven Lakes Drive If I owned a Ferrari, this is where I’d want to drive it. photo by Rob Gross | Flickr(Noncommercial use allowed)
Seven Lakes Drive - Wikipedia

地図の確認は,↑ここ↑をクリックしてください。

「アメリカの景観が美しい道路32選!」において,セブン・レイクス・ドライブは第30位でした。

「セブン・レイクス・ドライブ:Seven Lakes Drive」は,ニューヨーク州の「ハリマン州立公園:Harriman State Park」を通る美しいドライブコースで,名前の通り,7つの湖を巡る景観豊かなルートです。

このドライブは,特に秋の紅葉シーズンに多くの観光客を惹きつけますが,四季を通じて楽しむことができます。

ニューヨーク市から車で約1時間半とアクセスも良く,自然を感じる日帰り旅行にも最適です。

セブン・レイクス・ドライブは,約29キロメートルの道です。

ルートは非常に穏やかで,美しい湖や森林,丘陵地帯を眺めながらドライブが楽しめます。

7つの湖の名前は,下の通りです。

「スティルウォーター湖:Lake Sebago」

ハリマン州立公園で最大の湖で,キャンプや釣り,ボートを楽しめます。

「カニンガム湖:Lake Kanawauke」

3つの小さな湖から成り,特に写真撮影スポットとして人気です。

「サキガ湖:Lake Skanatati」

ハイキングやピクニックが楽しめる静かな湖で,特に秋の景色が美しいです。

「サバゴ湖:Lake Sebago」

公園の中心に位置し,キャンプやボートなどアウトドアアクティビティの拠点です。

「ティオリ湖:Lake Tiorati」

リゾート感のある湖で,夏には泳ぐこともできます。

「アイランダポンド:Island Pond」

小さく静かな湖で,ハイキングや釣りに適しています。

「シルバーマイン湖:Silver Mine Lake」

ピクニックやトレッキングが楽しめるエリアで,自然の中でのんびりと過ごせます。

次に,オール・アメリカン・ロードを紹介します。

レイクス・トゥ・ロックス・パッセージ:Lakes to Locks Passage(ニューヨーク州)

Crossing Lake Champlain Near Rouses Point, New York photo by Ken Lund | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「レイクス・トゥ・ロックス・パッセージ:Lakes to Locks Passage」は,アメリカの歴史や産業において非常に重要な役割を果たしてきました。

このルートは,18世紀と19世紀にかけて,アメリカの開拓者,軍,商人が利用した主要な水路です。

道路とはちょっと違いますが,この水路に沿ってドライブすることができます。

特にエリー運河とシャンプレーン運河は,ニューヨーク州を中心に商業を大いに発展させました。

この水路は,ハドソン川,シャンプレーン湖,ジョージ湖,そしてシャンプレーン運河などの水路をつなぐもので,観光客が水の歴史と文化,そして豊かな自然を楽しむことができるルートとなっています。

ニューヨーク州とカナダの国境付近にあるケベック州まで続くこのルートは,2002年にオール・アメリカン・ロードに指定されました。

ニューヨーク州の州都オールバニからシャンプレーン湖を経て,カナダ国境へと続き,約362キロメートルあります。

カナダでは,ケベック州南部に位置するリシュリュー・ルートと結ばれています。

見どころと観光スポットを紹介します。

「オールバニ:Albany」

ニューヨーク州の州都で,歴史的な建物や美術館が多数あります。

オールバニからスタートすることで,湖と運河を巡る旅の出発点となります。

「ハドソン川:Hudson River」

ハドソン川は,歴史的にも重要な役割を果たした水路で,このパッセージの最初の部分です。

川沿いには多くの小さな町や村があり,美しい景色を楽しむことができます。

「ジョージ湖:Lake George」

「アメリカの湖の女王」と呼ばれるジョージ湖は,透明度の高い美しい湖で,アウトドアアクティビティが盛んです。

周辺には歴史的な要塞があり,アメリカ独立戦争時代の歴史を学ぶことができます。

「シャンプレーン湖:Lake Champlain」

この大きな湖は,ニューヨーク州とバーモント州,そしてカナダのケベック州にまたがっています。

「シャンプレーン運河:Champlain Canal」

エリー運河とシャンプレーン湖をつなぐ人工運河で,かつては商業航路として重要な役割を果たしていました。

現在はレクリエーション目的で利用され,ボートやカヤックを楽しむ観光客に人気です。

「ホワイトホール:Whitehall」

シャンプレーン湖の南端に位置し,アメリカ海軍の誕生の地として知られる町です。

ここでは海軍博物館や歴史的な船舶が見られ,アメリカの海軍史に触れることができます。

「フォート・ティコンデロガ:Fort Ticonderoga」

アメリカ独立戦争やフレンチ・インディアン戦争で重要な役割を果たした歴史的な要塞です。

「アディロンダック山脈:Adirondack Mountains」

シャンプレーン湖周辺には,アディロンダック山脈が広がっており,ハイキングやキャンプ,野生動物の観察など,豊かな自然を楽しむことができます。

特に秋の紅葉は美しく,多くの観光客が訪れます。

続いて,ナショナル・シーニック・バイウェイを紹介します。

グレートレイクス・シーウェイ・トレイル:Great Lakes Seaway Trail(ニューヨーク州)

Great Lakes Seaway Trail – Niagara river – Erie County New York photo by Watts | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「グレートレイクス・シーウェイ・トレイル:Great Lakes Seaway Trail」は,ニューヨーク州とペンシルベニア州を通るナショナル・シーニック・バイウェイです。

「Great Lakes:五大湖」の美しい湖岸を巡るドライブコースで,エリー湖,オンタリオ湖,そして,セントローレンス川沿いを通り,カナダとの国境まで続きます。

湖と川の素晴らしい景色に加えて,歴史的な遺跡,灯台,国立公園など多くの観光スポットが点在しています。

全長約834キロメートルの道のりです。

グレートレイクス・シーウェイ・トレイルには,歴史的な灯台が点在しており,その多くは19世紀に建設されました。

現在でも一部の灯台は稼働しており,訪問者はその歴史的価値と景観を楽しむことができます。

また,アメリカ独立戦争や1812年の米英戦争の歴史的な要塞や戦場が点在しており,博物館や展示を通じて,その時代の歴史を学ぶことができます。

主な観光スポットと見どころは,以下の通りです。

「エリー湖:Lake Erie」

グレートレイクス・シーウェイ・トレイルはペンシルベニア州のエリー湖岸からスタートします。

エリー湖は,五大湖の中でも最も南に位置しており,湖岸には「エリー・マリタイム・ミュージアム:Erie Maritime Museum」や歴史的な要塞「プレスクアイル州立公園:Presque Isle State Park」などがあります。

「ナイアガラの滝:Niagara Falls」

有名なナイアガラの滝は,このトレイルの中でも最大のハイライトの一つです。

オンタリオ湖の南端に位置し,滝の雄大な景観を楽しむことができます。

↓ここ↓で,詳しく紹介しています。

アメリカの国立公園32選!【ナイアガラ・フォールズ州立公園】 mohamoha138


「オンタリオ湖:Lake Ontario」

グレートレイクス・シーウェイ・トレイルの大部分は,オンタリオ湖の美しい湖岸に沿っています。

湖岸には,アメリカとカナダの国境を結ぶ歴史的な灯台や湖に浮かぶ島々を眺めることができるビューポイントが点在しています。

また,ニューヨーク州の「サケット・ハーバー:Sackets Harbor」や「オスウィーゴ:Oswego」など,歴史的な港町も訪れる価値があります。

「サケット・ハーバー:Sackets Harbor」

オンタリオ湖沿いに位置するこの町は,1812年の米英戦争で重要な役割を果たした場所です。

現在は「サケット・ハーバー・バトルフィールド州立史跡:Sackets Harbor Battlefield State Historic Site」として保存されており,博物館や再現された戦闘エリアを通じて,その時代の歴史を学ぶことができます。


「セントローレンス川:St. Lawrence River」

オンタリオ湖から流れ出るセントローレンス川は,グレートレイクス・シーウェイ・トレイルの最北部を形成しています。

この川は,アメリカとカナダの国境をなす重要な水路で,国際的な船舶が通行する様子を見ることができます。

「サウザンド・アイランズ:Thousand Islands」

セントローレンス川に位置するサウザンド・アイランズは,約1,800の小さな島々が点在するエリアです。

このエリアではクルーズ船で島々を巡るツアーが人気で,美しい自然とともに,豪華なボールド城や歴史的な灯台を訪れることができます。

「オルレアン灯台:Old Fort Niagara」

ナイアガラ川がオンタリオ湖へ流れ込む地点にあるオルレアン灯台は,米英戦争時代の重要な軍事拠点で,現在は博物館として一般公開されています。

湖と川を一望できる眺めは壮観で,歴史的な建物や当時の生活を再現した展示も見どころです。

モホーク・トウパス・バイウェイ:Mohawk Towpath Byway(ニューヨーク州)

Schenectady City Hall City Hall of Schenectady, New York, which is the old Ellis Hospital photo by wadester16 | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「モホーク・トウパス・バイウェイ:Mohawk Towpath Byway」は,ニューヨーク州にあるナショナル・シーニック・バイウェイに指定された道路です。

モホーク川とエリー運河に沿った景観の美しいドライブコースです。

このルートは,かつてアメリカの産業と商業の発展に大きな影響を与えたエリー運河の歴史を巡りながら,自然の美しさと文化的な名所を楽しむことができます。

全長,約42キロメートルあります。

エリー運河は1825年に開通し,アメリカの西部への拡大,貿易,経済の発展を大きく促進しました。

この運河の建設により,ニューヨーク市から五大湖までがつながり,アメリカの産業革命における重要な輸送路となりました。

「トウパス:Towpath」とは,かつて運河沿いの小道で,馬やロバが運河船を引いていた道のことです。

主な見どころは,以下の通りです。

「ウォーターフォード:Waterford」

モホーク川とエリー運河の交差点にある町で,アメリカで最も古い運河ロックシステムがあります。

運河の歴史に触れる博物館や展示もあります。

「コホーズ滝:Cohoes Falls」

モホーク川にある美しい滝で,アメリカ先住民にとっても重要な場所でした。

「クローンズ:Clifton Park」

モホーク川沿いに広がる美しい田園地帯で,運河の歴史を物語る遺構や古い橋などが点在しています。

「シェネクタディ:Schenectady」

エリー運河の沿線で重要な都市であり,アメリカの産業革命期に大いに栄えた場所です。

シェネクタディの歴史的地区では,19世紀の建物が残っており,運河時代の面影が感じられます。

また,町の博物館では,運河や鉄道の歴史に触れることができます。

パリセーズ・シーニック・バイウェイ:Palisades Scenic Byway(ニューヨーク州)

Palisades Interstate Parkway – New York photo by Doug Kerr | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「パリセーズ・シーニック・バイウェイ:Palisades Scenic Byway」は,ニュージャージー州とニューヨーク州にまたがるナショナル・シーニック・バイウェイに指定された道路です。

ハドソン川沿いにそびえる「パリセーズ崖:Palisades Cliffs」を通るルートで,「パリセーズ・インターステート・パーク:Palisades Interstate Park」を中心に,壮大な絶景を楽しむことができる人気の観光ドライブコースです。

全長,約68キロメートルの道のりです。

パリセーズ崖は,ハドソン川の西岸にそびえる高さ約90メートルから150メートルの玄武岩の崖で,ニューヨーク市からすぐの場所にあるにもかかわらず,手つかずの自然が広がるエリアです。

主な観光スポットを紹介します。

「パリセーズ・インターステート・パーク:Palisades Interstate Park」

パリセーズ・シーニック・バイウェイの中心となる公園で,ニュージャージー州とニューヨーク州にまたがって広がる自然保護区です。

公園内には,ハイキングトレイルやピクニックエリア,キャンプ場などが整備されており、アウトドア活動が盛んです。

また,公園からはハドソン川やニューヨーク市の景色を一望できます。

特に「アルパイン展望台:Alpine Lookout」や「イーグル・ロック展望台:Eagle Rock Lookout」は,観光客に人気のあるビューポイントで,川と対岸の美しい景色を楽しめます。

「フォート・リー歴史公園:Fort Lee Historic Park」

このエリアには,アメリカ独立戦争の時代から残る歴史的な遺跡や要塞が点在しています。

フォート・リー歴史公園では,独立戦争時代の要塞跡や博物館があり,当時の歴史を学ぶことができます。

「グリーンブルック自然保護区:Greenbrook Sanctuary」

自然を愛する人々にとっては,グリーンブルック自然保護区が理想的なスポットです。

この保護区では,豊かな植生や多様な野生動物が見られ,リラックスして自然を満喫することができます。

これで,ニューヨーク州のロードとリッピの紹介を終わります。

続いて,ペンシルベニア州のロードトリップを紹介します。

ペンシルベニア州のロードトリップ

ペンシルベニア州には,指定されたオール・アメリカン・ロードが,1つあります。

また,指定されたナショナル・シーニック・バイウェイは,3つあります。

まずは,オール・アメリカン・ロードから紹介します。

ヒストリック・ナショナル・ロード:Historic National Road(ペンシルベニア州)

Uniontown, Pennsylvania photo by David Wilson | Flickr(Noncommercial use allowed)

「ヒストリック・ナショナル・ロード:Historic National Road」は,アメリカの初期の歴史において,重要な役割を果たした歴史的な幹線道路で,オール・アメリカン・ロードに指定されています。

元々は,アメリカで最初の連邦政府が資金提供したハイウェイであり,西部への拡張に大きく貢献した道路です。

1806年に連邦議会の決定により建設が開始され,東部のメリーランド州カンバーランドから西部のイリノイ州ヴァンダリアまで続く道として設計されました。

ペンシルベニア州では,南西部を通り,特にピッツバーグ近郊の町々を結び,主要な交通ルートとして機能していました。

ペンシルベニア州では,特にファイエット郡やサマセット郡を通ります。

ペンシルベニア州の道路沿いの観光名所は以下の2つです。

「フォート・ネセシティ国立戦場跡公園:Fort Necessity National Battlefield」

フレンチ・インディアン戦争の初期の戦いが行われた場所です。

若きジョージ・ワシントンが戦ったことでも知られています。

「ワシントン・タヴァーン:Washington Tavern」

歴史的な宿場で,当時の旅行者たちが宿泊した場所の一つです。

現在のナショナル・ロードは,歴史的価値を持つ観光ルートとして保存されており,特に,歴史好きの旅行者やアウトドア愛好者にとって人気のあるドライブコースです。

また,当時の交通手段や物流の進展を知るための学びの場としても訪れる人が多いです。

続いて,ナショナル・シーニック・バイウェイを紹介します。

ジャーニー・スルー・ハロウド・グラウンド・バイウェイ:Journey Through Hallowed Ground Byway(ペンシルベニア州)

Gettysburg National Military Park, Gettysburg, PA photo by Don & Suzan Weller | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「ジャーニー・スルー・ハロウド・グラウンド・バイウェイ:Journey Through Hallowed Ground Byway」は,アメリカ東部に位置する歴史的な美しいナショナル・シーニック・バイウェイです。

この道路は,ペンシルベニア州ゲティスバーグからバージニア州シャーロッツビルまで約約290kmにわたって伸びています。

ペンシルベニア州,メリーランド州,バージニア州の3つの州をまたぎ,多くの歴史的な場所を通過します。

アメリカの独立戦争,南北戦争,そして,アメリカ建国の歴史を象徴する重要な場所をつなぐ道として,多くの歴史好きや観光客に親しまれています。

ペンシルベニア州では,南北戦争最大の戦いが繰り広げられたゲティスバーグが,その主要なところです。

以下,ペンシルベニア州に焦点を当てた見どころを紹介をします。

「ゲティスバーグ国立軍事公園:Gettysburg National Military Park」

ペンシルベニア州で最も有名な歴史的名所の一つであり,1863年7月1日から3日にかけて行われた南北戦争のゲティスバーグの戦いの跡地です。

この戦いは,戦争の転換点となり,約5万人が戦死・負傷・行方不明となった激戦地です。

公園内では,壮大な戦場や数多くの記念碑を訪れることができ,また,ビジターセンターでは南北戦争に関する展示や教育プログラムが提供されています。

「ゲティスバーグ国立墓地:Gettysburg National Cemetery」

エイブラハム・リンカーンが「ゲティスバーグ演説」を行った場所として知られ,アメリカの歴史に深い影響を与えた地です。

この演説は,民主主義の理想と国家の再生を訴えるもので,今日でもその意義が語り継がれています。

ゲティスバーグ演説については,このブログにおいても,取り扱っています。

「リンカーンの州」とアメリカ南北戦争の話 mohamoha31

「エイゼンハワー国立史跡:Eisenhower National Historic Site」

ゲティスバーグの近郊に位置し,第34代アメリカ大統領ドワイト・D・エイゼンハワーが退任後に過ごした自宅です。

ここでは,彼の私生活や冷戦時代の政治的背景について学ぶことができます。

グレートレイクス・シーウェイ・トレイル:Great Lakes Seaway Trail(ペンシルベニア州)

Presque Isle State Park Erie County, Pennsylvania photo by Adam Moss | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Federal Highway Administration

「グレートレイクス・シーウェイ・トレイル:Great Lakes Seaway Trail」は,ニューヨーク州とペンシルベニア州を通るナショナル・シーニック・バイウェイです。

このページのニューヨーク州のところで紹介しています。

ペンシルベニア州における見どころを紹介します。

「プリスク・アイル州立公園:Presque Isle State Park」

この公園は,ペンシルベニア州の主要な自然保護区の一つで,エリー湖に突き出た砂州のような形状を持っています。

豊かなビーチや湿地,森などがあり,野鳥観察やハイキング,サイクリング,釣り,ボート,ビーチでのレジャーなどが楽しめます。

特に,珍しい野鳥が訪れるため,バードウォッチングの人気スポットでもあります。

「エリー・マリタイム・ミュージアム:Erie Maritime Museum」

エリー湖とこの地域の海事の歴史を学べる博物館です。

特に,1812年の米英戦争時の帆船「USSブリッグ・ナイアガラ:USS Niagara」の復元船が展示されており,この船は当時の重要な海戦である「エリー湖の戦い」に参加しました。

博物館ではその戦いの詳細を学ぶことができます。

「エリー湖ワイン・トレイル:Lake Erie Wine Trail」

エリー湖周辺は,ペンシルベニア州内でも有名なワイン生産地域で,多くのワイナリーが点在しています。

エリー湖の穏やかな気候と肥沃な土壌のおかげで,高品質なワインが生産されており,訪問者はワイナリーを巡りながらワインの試飲を楽しむことができます。

「トンプソン・アイランド・レギッタ:Thompson Island Regatta」

トンプソン・アイランド周辺では,夏にヨットレースやボートレースが行われ,多くの観光客や地元住民が集まります。

湖の美しい景観とともに,アクティブな水上スポーツも楽しむことができます。

「エリー港:Erie Harbor」

エリー湖の主要な港として,歴史的に重要な役割を果たしてきたエリー港も見どころです。

ここでは,ボートクルーズや釣り,湖岸の散策が楽しめ,湖の雄大な景色を一望できます。

ブランドワイン・バレー・シーニック・バイウェイ:Brandywine Valley Scenic Byway(ペンシルベニア州)

Ploughed Hill – Battle of Brandywine photo by Ron Zanoni | Flickr(Noncommercial use allowed)
from Delaware Greenways

「ブランドワイン・バレー・シーニック・バイウェイ:Brandywine Valley Scenic Byway」は,ペンシルベニア州南東部とデラウェア州にまたがる美しいドライブコースで,ナショナル・シーニック・バイウェイに指定されています。

この道路は,歴史的な場所,豊かな文化遺産,美しい自然景観を巡ることができるルートとして,多くの旅行者に親しまれています。

特に,ブランドワイン川に沿った景観が魅力で,アメリカの歴史や芸術,自然を感じることができるのが特徴です。

約40キロメートルで比較的短いですが,景観や文化的に豊かなスポットが密集しています。

デラウェア州ウィルミントンからペンシルベニア州ケネット・スクエアやウェストチェスター周辺の地域を通ります。

ペンシルベニア州内では,主に52号線と100号線の約20kmです。

ペンシルベニア州における主な見どころを紹介します。

「ブランドワイン・バトルフィールド公園:Brandywine Battlefield Park」

1777年にアメリカ独立戦争のブランドワインの戦いが繰り広げられた場所です。

この戦いは,アメリカとイギリスの軍隊が衝突した重要な戦闘であり,アメリカの歴史を感じることができます。

ビジターセンターでは,展示やガイドツアーがあり,当時の様子を知ることができます。

「ロングウッド・ガーデンズ:Longwood Gardens」

この美しい植物園は,全米でも屈指の規模と美しさを誇る庭園です。

敷地内には広大な温室,噴水庭園,森,花畑などが広がり,四季折々の花や木々の美しさを楽しむことができます。

特に,冬のホリデーシーズンには,豪華なライトアップイベントが行われ,観光名所となっています。

「ブランドワイン・リバー美術館:Brandywine River Museum of Art」

アメリカの著名な画家「N.C. ワイエス:Newell Convers Wyeth」とその息子アンドリュー・ワイエス,孫のジェイミー・ワイエスの作品が展示されています。

この美術館は,ブランドワイン川の美しい風景を見渡す場所に位置しており,アメリカンアートの重要な作品群を鑑賞しつつ,自然との調和を感じることができます。

「チェズフォード:Chadds Ford」

歴史的な村であり,アートや歴史に関連する多くのスポットがあります。

ワイエス一家がこの地域に住んでいたことでも知られており,彼らの影響を受けた多くのギャラリーやショップが並びます。

美術ファンや歴史愛好者にとって,見逃せない場所です。

道路沿いには,歴史的なベッド・アンド・ブレックファーストやホテルが点在し,のどかな田園地帯の中でリラックスした滞在ができます。

今回はこれで終わります。

1.カリフォルニア州
2.テキサス州
3.フロリダ州
4.ニューヨーク州
5.ペンシルベニア州

ロードトリップの紹介の州の順番です。

何の順か,わかりますか。

道路とは全く関係の無い順です。

ロードトリップの紹介は,アメリカの人口の多い州の順で紹介しています。

今回は,第4位のニューヨーク州と第5位のペンシルベニア州のロードトリップを紹介しました。

次回は,第6位のイリノイ州と第7位のオハイオ州のロードトリップを紹介します。

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